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手形割引ってなに?即日現金化で借金返済ができる!

手形、割引、換金、不渡り、、、経営者なら聞いたことのある言葉だと思いますが、いったいなんのことなのでしょうか?最近は自分で起業する人も増えていますが、不景気の影響で必ずしもうまくいくとは限りません。毎月の事業資金など借金のことで頭を抱えている人も少なくないのではないでしょうか。
(⇒もしも事業者が融資を使うとしたら

今日は少し難しくなりますが、手形割引についてご説明いたしましょう。

手形割引ってなに?街金で事業資金を得る方法

先ほどから街金、街金と言っていますが、街金とは現在の消費者金融のことです。貸金業は戦後の高度成長期に大阪で生まれました。日本経済が成長する中で個人融資のニーズが高まっていた時代です。

当時、貸金業の営業所が街の繁華街に多くあったため街金と呼ばれるようになったのです。

同様に貸金業はサラ金とも呼ばれていました。サラ金の方が若い世代も聞いたことがある呼称だと思います。当時は利用者の大半がサラリーマンであったためサラ金と呼ばれていたのです。しかし、

高金利や無理な取り立てなどが横行し、サラ金地獄という言葉も生まれました。(参考ページはこちら→無茶な金利については今も注意しよう

その後、法律が整備され金利や借入額が制限されるようになると貸金業者も思うように利益を得ることが難しくなり姿を消していきます。その後は街金やサラ金というダークなイメージを払しょくするため呼称も消費者金融と改められました。

現在では消費者金融の多くが銀行と手を組み、銀行のカードローン業務を請け負っています。(参考ページはこちら→協力関係にある銀行と消費者金融

消費者金融では個人融資の他に自営業者や個人事業主に対する事業資金の融資も行っています。しかし、個人融資に比べると審査が厳しく、用意しなければならない書類も増えます。

事業資金として直接借入をする方法もありますが、経営者の場合には手形割引というのがあるのをご存じでしょうか?

現在の消費者金融はもともとサラ金とか街金と呼ばれていたんですね。以前はダークなイメージでしたが、今は安心して利用できるようになってほっとしました。

手軽に利用できるカーローンですが、自営業者や個人事業主の場合は若干審査が厳しくなるようです。

できるだけ早く現金を得たいときは手形割引がおすすめ!

日本で一般的に手形というと一定の期日に一定の金額を支払うことを約束する形式の有価証券のことを指します。

事業をしている場合は取引相手からこの手形を渡されます。手形は現金と同等の価値があると考えていいでしょう。

しかし、手形が現金と違うのはもし支払う側が経営不振やなんらかの事情で期日に決済ができない場合にはただの紙切れになってしまうということです。このような状況を不渡りといいます。不渡りを出すと信用が著しく低下し、今後の取引に大きく影響します。

実際に自分で事業を営んでいる人はわかると思いますが、事業経営の場合は常に潤沢に資金があるわけではありません。中には自転車操業のような状態で経営が危ういという人もいるでしょう。

手形は一般的に2,3か月以内に支払い期日が設定されています。でも実際には今すぐに現金が必要という経営者も少なくありません。そんなときに利用したいのが手形割引です。

手形割引とは支払期日前に手形を金融機関で現金に換金することです。銀行や消費者金融などが換金をしてくれますが、ここでもやはり銀行の審査は厳しいです。

手形割引を利用すると利息分や手数料を差し引かれた分の現金を手にすることができる仕組みになっています。

しかし、一つ気をつけたいのがもし支払う側が経営不振などで決済できない場合には手形割引を利用していても手形を買い戻さなければならないという法律があるのです。

また支払う側に問題がある場合には支払期日前でも買い戻すことを要求することができます。

ちなみに手形割引を利用した場合には以下のような計算式が一般的に用いられているようです。

手形割引料 = 手形額面金額 × 日数 ÷ 365日 × 手形割引レート(年率%)
お受取金額 = 手形額面金額 - 手形割引料 - 取立手数料

手形割引レートは貸金業者によって異なります。一般的に金利が低いのは銀行ですが、もちろん銀行の方が審査が厳しくなります。

手形割引業者と銀行の違いとは?

まず審査ですが手形割引業者の場合は手形の信用状況に重点を置き、持込んだ側の信用状況はそこまでといません。一方で銀行の場合は手形の信用状況はもちろんのこと持ち込んだ側の経営状況なども調べます。

手形割引業者の場合は担保や保証人は不要ですが、銀行の場合は状況によっては必要となります。また銀行では必ず手形取引約定書などを交わすことが必要です。

また現金化までの時間ですが手形割引業者の場合は即日可能というところがある一方で銀行は数日かかるようです。

自営業者や個人事業主は手形割引を利用してお金に換えることができるんですね。手形割引を利用できるのは銀行や手形割引業者です。

手形割引業者は即日融資が可能なところもありますが、銀行は保証人が必要な場合もあり、現金化まで数日かかるようです。

信頼できる手形割引業者を選ぶことが大事!業者選びのポイント

手形を現金化するためには信頼できる業者を選ぶことが大事です。業者選びのポイントをチェックしてみてください。

  • 貸金業者には必ず登録番号があり、登録した時期がわかります。登録期間が長い業者を選びましょう。
  • できれば手形割引だけを専門に扱っている業者を選ぶことをおすすめします。
  • 都市に会社があり、資本金が多き会社を選びましょう。貸金業を維持していくためには資金が必要です。
  • 実際の金額をはっきり提示してくれる会社を選びましょう。明確な見積もりは必須です。
  • ネットで口コミを検索して、評価の悪い業者は避ける。
  • ホームページなどをチェックし、会社の詳細や業務内容などをチェックする。

手形割引業者なら審査が柔軟で現金化までスピーディ!

沢山の手形割引業者がありますが、上記の業者選びのポイントを踏まえた上で検討するのがいいと思います。ここでは信頼できる手形割引業者をいくつかピクアップしてみました。

日栄倉庫株式会社

日栄倉庫株式会社は手形割引業者としては老舗です。ホームページを見ればわかると思いますが、手形割引についてとても詳しく説明しています。

日栄倉庫株式会社はより安くをモットーに手形割引率3.5%~7.0%という低金利で手形割引を行っています。

これは銀行に次ぐ金利の低さと言えるでしょう。

手形割引業者を選ぶ上で重要なのは正確な見積もりです。手取り金額をより正確に、そしてより迅速に回答することはとても重要です。

日栄倉庫株式会社では手形を持ち込んだ利用者の経営状態などを審査することはなく、手形の発行元の信頼度を中心に手形割引を行いますので心配は無用です。

手形割引の対象となるのは全国の法人や個人事業主です。取立料680円がかかりますが、保証人や担保は一切不要です。

初回の契約時に必要なのは商業登記簿謄本、社判・裏書用の印鑑、代表者様の身分証明書となります。現金化までの日数はエリアによって異なりますが最短で当日現金化が可能です。

ホームページには手形割引計算シュミレーターなどもありますのでぜひお試しください。日栄倉庫株式会社は半世紀以上の実績と1億円以上の資本金がありますので、信頼度の高い手形割引業者だと思います。

日本物産株式会社

日本物産株式会社は東京銀座にある創業昭和26年の手形割引専門の会社です。日本物産株式会社ではまず手元にある手形をFAXで送ってもらいます。そこで審査を行い手形割引を行えるのか、またレートがどれくらいになるかなど相談にのってくれます。

日本物産株式会社も手形を持ち込んだ利用者の経営状態を重視せず、手形そのものの信頼性を審査します。当然ながら担保や保証人は不要で、契約書や複雑な手続きなどもできるだけ省略するようにしています。

審査回答から現金化まで、最短で即日中に可能です。日本物産株式会社のホームページには手形割引レートの詳細も記載されていますのでそこで実例と照らし合わせながらおおよそのレートをチェックすることが可能です。
(⇒即日借り入れならカードローンなどでも可能です

おすすめの手形割引業者は日本倉庫株式会社や日本物産株式会社ですね。それぞれレートや現金化までにかかる時間が異なるようです。

手形割引業者の場合、手形を持ち込んだ利用者の経営状態をあまり重視しないようなので利用しやすいのかもしれません。

手形や小切手を担保に融資を行うシステム金融に注意!

カードローンには闇金と呼ばれる悪徳業者が存在ますが、システム金融も同じ類です。システム金融はおもに個人事業主や自営業者に対しメールなどで勧誘し、手形や小切手を担保に高金利で貸付を行う無登録の業者です。

システム金融が通常の闇金より怖いのは、小切手や手形を担保として確保している点です。システム金融では小切手や手形を決済させる方法をとります。そのためもし返済が滞れば、不渡りをだしてしまうことになり、銀行との取引が停止となってしまいます。

1年間に2回以上不渡りを出すと銀行との取引が停止となり、会社は倒産に追い込まれてしまいます。そのため支払いに追われた債務者は新たなシステム金融から借入をすることになります。

実はこの新旧のシステム金融は同じグループに属していることが多く、グループ全体で債務者をカモにしていることになります。しかし、このような自転車操業は長く続かずやがては不渡りを出し、倒産ということになるケースがほとんどです。

ちなみにシステム金融はとんでもない高金利で貸付を行います。800%~2000%という高利ですので、一般的なカードローンの金利とは比べ物にもなりません。

このようなトラブルに巻き込まれないためにも、手形や小切手の取り扱いは慎重に行う必要があります。システム金融に手を出す前に債権者に対し返済計画の見直しができないかどうか交渉する方がいいでしょう。

個人事業主や自営業者は不景気の影響を一番受けやすいように思います。運転資金が足りない時に騙されやすいのがシステム金融なんですね。

システム金融は小切手や手形を決済させる方法で高金利で貸付を行っています。システム金融を利用すると最終的には不渡りを出して倒産というパターンが多いので、トラブルに巻き込まれないように注意しないといけませんね。

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