人生では幾度も急にお金が必要になる場面があります。もちろん家族や知人などに借りることができたらベストなのですがこの不景気では誰も他人にお金を貸す余裕などありません。
そんなときにはどうすればいいのでしょうか。知り合いに借金をするのは気が重いですが、サラ金ならそんな心配は必要ありません。サラ金や街金とは最近では聞きなれない言葉ですがどのようなものなのでしょうか?(参考ページはこちら→街金についての基本的な解説)
サラ金の歴史や現在のキャッシングについて調べてみました。
お金が必要!そんなとき頼れるサラ金とは?
経済的に困窮したときに救世主となってくれるのがサラ金ですが、サラ金とは聞きなれない言葉です。
サラ金とは実は最近でいうキャッシングやカードローンのことなのです。
現在ではサラ金という呼称は一般的には利用されていませんし、若者の間では知られていない単語です。しかし、昭和生まれの世代ならおそらく知っている方が大多数だと思います。
一昔前キャッシングや消費者金融はサラ金と呼ばれていました。消費者金融の始まりとなったサラ金は1960年代に誕生しました。
それまで個人に対する貸金業というのはありませんでしたが戦後の高度成長期の中で個人融資に対するニーズが増え貸金業者が現れました。貸金業は大阪で発祥したと言われています。
サラ金とはサラリーマン金融の略
消費者金融はかつては利用者の大半がサラリーマンだったためサラ金と呼ばれるようになりました。当時は年功序列で将来が約束されたサラリーマンというのは花形職業でした。
サラリーマンという肩書だけでお金を借りることができたのです。最近では生涯就職というのは珍しくなりましたし、ステップアップのために転職する人も大勢います。
企業に就職したといってもいつ倒産やリストラの憂き目にあうかわかりませんのでサラリーマンがいいということはなくなりました。
また消費者金融は大阪で発祥し、貸金業者の事務所や営業所が街の繁華街にあったため街金とも呼ばれていました。
以前はサラリーマンを中心とした中高年の男性がおもな利用客でしたが現在では学生から高齢者まで利用者層は幅広くなっています。いい意味で言えばキャッシングは便利になり多くの人に浸透しているということになります。
サラ金は安全になったけど実は今も違法業者は存在する!
サラ金はその後バブル期には利用者が爆発的に増え、莫大な利益を生むようになりますが、一方で高い金利や暴力的な取り立てなどが社会問題となります。
一度お金を借りると地獄を見ることからサラ金地獄なんていう言葉も生まれました。
借金苦で自殺や夜逃げをする人が増え、事態を重くみた行政が金利や限度額に関する制限を設けるようになります。
金利は徐々に下げられ、現在では最高でも20%と決められています。
また総量規制という法律が制定され、借入限度額は年収の1/3までと決められました。
これらの法律によって消費者金融は以前のような利益を得ることが難しくなり、中小の会社は姿を消していきます。一方で大手消費者金融は生き残るために大手銀行と提携したり、傘下に入ったりします。(参考ページはこちら→銀行と消費者金融は密接に関係している)
銀行も同様に不景気の影響でいい借り手というのがいなくなり、個人融資事業に力を入れるようになります。そのためには大手消費者金融が長年培ってきた個人融資のノウハウというのが必要になり、互いの利害関係が一致したというわけです。
当初街金やサラ金と呼ばれていた貸金業はやがてイメージアップをはかるために消費者金融と呼称を変更します。その後は横文字を使うようになり、キャッシングやカードローンというのが現在一般的に知られている呼び方となります。
クリーンなイメージを打ち出すために有名タレントを起用したコマーシャルを流すなどしています。そして、実際に現在ではキャッシングはとても安全で便利なものになっています。ルールを守れば怖いことはなにもありません。(参考ページはこちら→初心者でも安心の街金利用方法)
ただし、法律が整備された現在でも闇金と呼ばれる悪徳業者は存在します。多重債務者や自己破産などで金策に追われている人々をカモにしていますので注意してください。
一方で返済できずに踏み倒すたちの悪い利用者も!
悪徳業者がいる一方で、返済義務があるにも関わらず借金を踏み倒そうとするたちの悪い輩もいます。
返済のめどが立たないのでカードローン会社からの連絡や通知を無視している人も少なくありません。借りたお金を返さないとどうなるのでしょうか。
返済予定日を過ぎているとカードローン会社から督促の連絡が来ますが、請求書や督促状を放置し続けると債権は債権回収会社へと移ります。裁判などを発展するおそれもあり、一括返済を求められることもあります。
カードローンの返済は放置し続ければいつか時効になると勘違いしている人がいますが、放置しても借金がなくなることはありません。返済の滞納は信用情報に記録され、クレジットカードが作れなくなったり、ローンが組めなくなったりと状況は悪化するばかりです。
もしも返済が厳しいという場合にはきちんとカードローン会社に連絡し、話し合いをすることが大事です。場合によっては、返済計画の見直しの相談にのってくれることもあります。
くれぐれもルールを守ってお金を借りることが大事です。
一方で借金を踏み倒す利用者もいるみたいで、キャッシングはルールを守らないといけませんね。
キャッシング初心者におすすめはやっぱり大手消費者金融!
私たちの生活に浸透しているキャッシングですが、闇金や返済できない場合のリスクについて理解したうえで利用するのが安心です。
それでもキャッシングはなんだか不安でという人はまずは情報を集めましょう。キャッシングと言っても全国に多数の会社があり、それぞれ金利や特徴などが異なります。
借入先を一つにしぼるのは難しいですが情報を収集して自分に合った借入先をみつけることでスムーズな返済が可能になります。
キャッシング初心者にお薦めしたいのはやはり大手消費者金融です。大手ということで長年培ってきたキャッシングのノウハウがありますし、利用者が多いためサービスも充実しています。
また利用者が多いので実際に利用した人の口コミや体験談などをインターネットでチェックすることができるという利点もあります。(参考ページはこちら→融資の口コミは今やネットで調べられます)
大手消費者金融だけでもいくつかありますが、まずは最大手の一つプロミスをみてみましょう。プロミスはおそらくその名を知らない人はいないほど知名度の高い消費者金融と言えるでしょう。
無利息サービスがお得!知名度抜群のプロミス
プロミスの最大の特徴とえば30日間無利息サービスがあることです。
もちろん無利息サービスをりようするためにはいくつか条件があります。まず新規利用者であること、またウェブ明細に登録することなどがあげられています。
とくにキャッシングの利用を迷っている人は無利息サービスを利用すればお試し感覚で利用できるのでおすすめだと思います。
【プロミスの特徴】
- 実質年率4.5%~17.8%
- 限度額最大500万円
- WEB契約で来店不要
- インターネットで即日融資
- 女性専用レディースコールあり
- 返済は残高スライド元利定額返済方式
- 選べる返済日
- 限度額100万円以下の場合は収入証明書不要
審査が柔軟と言えば中堅の消費者金融!
プロミスは最大手の消費者金融の一つですが、中堅の会社の中にも無利息サービスを行っているところがあります。それがノーローンです。プロミスに比べると知名度は低いですが消費者金融利用者の中でも人気があるのです。
何度でも無利息が人気のノーローン
ノーローンの特徴は何度でも利用できる一週間無利息があることです。何度でも利用できるというのはどういうことでしょうか。
【ノーローンの特徴】
- 金利4.9%~18.0%
- 融資限度額は1万円から300万円
- 返済は借入金額スライドリボルビング方式
- 50万円以下の借入は収入証明書不要
- 選べる返済日
- メールサービスあり
ノーローンに限らず中堅の消費者金融は大手よりも審査が柔軟と言われています。中堅の会社は大手に比べると利用者が少ないため審査のハードルを低くしてより多くの人に利用してもらいたいというわけです。
信用情報に問題があったり、多重債務だったり、審査に自信がない方は中堅の消費者金融をおすすめします。
中堅の会社には中堅なりのメリットがあると思います。中堅の会社にはノーローンのほかにもフクホー、アロー、ライフティなど人気のある会社がいくつもあります。口コミなどをチェックして自分に合った借入先をみつけてください。
情報収集を怠らず、自分に合った借入先選びが大事ですね。
サラ金は進化した!キャッシング初心者は大手がおすすめ
大阪で戦後に発祥したサラ金は長い時間を経て、現在の消費者金融に進化しました。消費者金融は利用者も増え、安全になりましたが悪徳業者も紛れ込んでいるので注意が必要です。
また一方で返済によるトラブルも後を絶ちません。返済できないからといって放置すると裁判を起こされたり、信用情報に傷がついたりしていまいます。
キャッシングを利用する際に注意点を理解したうえで、借入先を探すといいでしょう。口コミなどを参考に情報を収集することが必要ですが、キャッシング初心者であれば大手消費者金融が利用しやくおすすめです。
こちらでは業界最大手の一つプロミスや無利息が人気の中堅ノーローンをご紹介しましたが、それ以外にも人気のカードローンは多数あります。ぜひチェックしてみてください。
カードローンはたくさんあるので自分に合った借入先を探してみてください。
現在では安全になったと聞いて安心しました。