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どのような審査を行っている?街金のカードローン審査と必要書類

街金のカードローンは、必ずしも借用書が必要というわけではありません。現在では、借用書なしでも借りられるようになっているので、街金の業者選びでは重要な要素となってきます。

また、カードローン審査では必要書類を求められるようになっているので、優良な街金かどうかはそのことを確認することで、正確なチェックを行うことができます。(参考ページはこちら→悪徳金融業者を見分けるには

そのため、そのことを正確に学んでおくと、安全なカードローンライフを送れるようになるのです。

街金で必要となる借用書!カードローンの借用書は契約書と同じ?

街金のカードローン審査でも借用書、必要書類といったものを求められることがあります。

借用書とは、昔であれば金融業者でお金を借りる場合に、「必ず書かなくてはいけない書類」であり、実際に本人が契約を行っていることの証になる紙でした。つまり、借用書を無視してカードローンの話を進めることが、過去のカードローン契約ではできなかったのです。

昔も今も、日本では判子に対して万能感を抱いている部分があり、判子を書類に捺印されている場合、「公的な証明として使える書類」として認められるのです。

そのような名残は、街金のカードローン以外でもよく見られます。

例えば、自動車購入時に信販会社の方で、「自動車購入契約書」というものを書かされるのですが、そちらも元は借用書であったものが、現代では契約書となっただけです。

内容面で、借用書と契約書にどのような違いがあるのか?というと、下記のような点で違っているので、そこまで似たような書類でもなかったりします。

  • 借用書は本人の記入が重要、契約書は代理人でも対応可能
  • 借用書は借入のみ記載、契約書は契約約款の記載も必要
  • 借用書は書類のみ保管、契約書は書類とデータで保管

借用書の必要性!カードローンの借用書は安全なものなのか?

借用書というと、「サインしてしまうと後で取立などでひどい目にあう」というイメージが強いのか、今でも借用書にはあまりよいイメージがありません。

借用書というのは、あくまでも借入があったことを明らかにするものです。

なので、取立てにおいて不当な取立を許すものではないため、取立そのものが厳しい場合には法的な措置が許されるようになっています。

実際に書類についても、「甲と乙の関係」について記されているだけで、取立の約款のような部分は存在しません。

なので、もし業者側が借用書を元にして、厳しい取立に踏み切ろうとした場合には、弁護士などと相談をして、返済そのものの再計画を図るというのも可能なのです。

ここまでで結論すると、「借用書ありというだけで取立が厳しい業者は信用のおけない」業者ということです。

クチコミなどで、そのような業者を見つけた場合は、なるべくそのような業者を利用しないようにしておきましょう。街金は古くから同じような方法で運営をしているケースと、新しいスタイルに切り替えている業者が存在するので、そのような考えも大事です。

必要書類の意味!身分証明で必要となるため提出を求められる

現代のカードローン審査は、手続きを進めるために免許証といった身分証明を行わなければいけません。免許証とは運転免許証のことなのですが、他にも健康保険証、所得証明書などで身分証明を行うことが可能です。

また、身分証明を行うとカードローン審査が進む理由ですが、以下のような理由があり審査が進むようになっています。

  • 住所などの個人情報の確認を行えるため
  • 個人信用情報の確認を行えるため

街金でも、勤務先、住所などの個人情報を正確に確認したい・・・と思っているので、すべての業者で必ず身分証明を行っています。

また、個人信用情報についても身分証明を行うと同時にチェックできますので、正確な情報は個人信用情報の照会を行う上でも必要なのです。

個人信用情報とは

個人信用情報機関に登録されている個人ごとの信用情報のことです。

こちらには、金融を利用した際の履歴、借金額などが正確に登録されているため、今ではカードローン審査で必ずチェックされる情報となっています。

要約すると、カードローン審査は個人信用情報の確認が完了次第、正確な情報確認を終えた形で先に進むようになっているのです。

必要書類の提出は、カードローン審査では必須となっています。

街金でも対応しているので、未対応の街金を見かけた際は悪徳業者の可能性を疑ったほうが良いでしょう。必要書類というのは、主に運転免許証、健康保険証などのことです。

現代の借用書事情!借用書の手数料は0円と定められている?

意外と知られていないことですが、借用書には手数料のようなものがかかりません。

借用書ありの場合、事務手数料のようなものがかかると思っている人がいますが、昔も今も手数料は0円のままなので、そのことについては安心して利用されても問題ないです。業者側も手数料について案内を行っていませんが、「今では誰もが知っていること」なので案内していないだけです。

それと、高い手数料がかかる借用書があったりしますが、それは真っ当に運営されていない悪徳業者の可能性が高いです。悪徳業者は、最初に以下のような方法でお金を取ろうとしてきますので、業者選びの際になるべく確認したほうが良いです。

  • データ費用も合わせてかかると連絡してくる
  • 過去の問題のあったデータの削除に費用がかかると連絡してくる
  • どんな人でも借りられるように業者側で調整するのにお金がかかると言う
  • 印紙代を含めて手数料がかかると連絡してくる
  • サービス料金として手数料を徴収しようとする

迷惑な悪徳業者!街金にも存在する悪徳業者の見分け方は?

借用書の有無は、インターネットのクチコミサイトでよく取り上げられている情報です。

どうして多くの人が、借用書の有無にここまで注意を払っているのか?というと、現在では借用書なしの業者のほうが、信用できる業者が多いということを知っているからです。

借用書ありの場合、「個人間でお金を貸す場合にも使える」というのを知らない人が多いのですが、人の手で記入を行った煩雑な借用書であっても、判子が押されていると法的効力があります。

つまり、「相手に問題があってお金を借りている」場合でも、借用書ありの状態では、中々、法律上で優位に立ってお金を借りるということはできないのです。

このような法的効力を利用し、何も知らない人を狙って騙しているのが悪徳業者です。また、悪徳業者は借用書以外でも下記のような分類方法が存在しますので、何となく怪しい業者が見つかった場合には、下記のような分類方法で分類したほうが安全です。

  • 知名度があまりにも低い街金
  • 街金なのにファイナンスという社名
  • 「誰にでも貸せる」というキャッチコピーが目立つ
  • (営)といった営業届けの許可番号が記されていない
  • 連絡先が固定電話でない
街金でも借用書の手数料は0円となっています。

借用書は、その業者が安全な経営を行っているかを表している書類でもあります。そのため、借用書に危険性を感じる業者は悪徳業者だと疑ったほうが良く、誤って利用しないほうが無難です。

借用書の存在意義!カードローンの借用書には大きな存在意義が無い?

借用書というのは、「借りている相手と貸している相手を明確にする」というのが役割です。

なので、間違っても借用書ありだと、カードローンでは優位になると勘違いしないように注意しておいたほうが良いです。

人によっては、借用書ありの場合には信用を得られるものだと思っている人が多いです。

しかし、近年では街金も以下のような対応をしてくるため、借用書に高い信用があるわけではなくなっています。

1.個人信用情報機関に加盟している。

街金も長く運営をされている業者では、1日に数十人以上の利用がありますので、個人信用情報をすぐに調べられるように、個人信用情報機関に加盟している場合が多いです。

加盟していると、インターネット通信で個人信用情報を照会できるようになりますので、10分としない間に必要な情報を調べることが出来るようになります。つまり、カードローン申請をされている相手が本人かどうか確認できるので、借用書なしの街金が増加傾向にあるのです。

2.保証会社で保証を引き受けてくれる。

街金でカードローン契約する場合、昔であれば街金で保証をケースが多かったです。しかし、今では債務の回収専門業者が存在するので、すべての対応を街金のみが行っているわけではなかったりします。

借用書の分についても、債務の回収を専門に行なっている業者で対応・・・となりますので、無理をして借用書を提出してもらう必要がないのです。

3.インターネット通信に対応している。

街金はインターネットを通じて、審査の大まかな部分を済ませることができます。そのような対応も可能なので、今では借用書もインターネットで、契約書に同意する形で済まされることが多くなってきています。

インターネットを通じて契約をされても、同意されている場合には、その証明が保管されるようになっているので、借用書なしでも問題がないとされています。

必要書類のチェック!カードローン審査で借用書以外の必要な書類は?

借用書以外で必要になる書類ですが、主に銀行や消費者金融で必要になる書類と大差ないとなっています。

街金だけで必要となる書類では以下のような書類がありますが、用意するのにそれほど時間はかかりませんので、心に余裕をもって街金でカードローン審査を受けられます。

  • 収入証明書類として給与受取口座の写し
  • 収入証明書類として直近2ヶ月分の給与明細の写し
  • その他、街金側で必要と連絡があった書類

上記の書類についてですが、コンビニかもしくは街金の店舗を使って、給与受取口座で利用している貯金通帳のコピーを、1部刷るだけで問題ありません。時間にして数分で済みます。

よく街金はカードローン審査時間が、書類のせいで長くなっていると言われていますが、それもずいぶんと昔の話です。

昔はコンビニ自体の数が少なかっただけでなく、そのような対応においても、必要となる書類が後2・3枚ほど多かった時代であったので、その名残として街金の審査は非常に面倒なものと思われているだけです。

街金のカードローン審査は、今では一般的な金融機関のようなネット対応などのサービスが充実しています。

そのため、カードローン審査にも時間がかかりませんし、必要書類についても最低限の提出で、カードローン審査が進むようになっているのです。

借用書の文面に注意!カードローン審査の前に確認したいこと

借用書というのは、「誓約書のように誓約を交わす際にも用いられる」ようになっています。

実は、この借用とは無関係そうな誓約に関する文面には危険なものも含まれるので、なるべく注意をして文面をチェックしたほうが、安全にカードローンできる場合が多いのです。

どうして危険視されるものもあるのか・・・というと、前述の悪徳業者のような街金も僅かながらに存在しているからです。

文面では、下記のような文面が見当たる場合は、契約そのものを不履行としておき、他の街金の中から安全な業者を選んだほうが無難でしょう。

1.返済不能の場合の文面が妙に長い。

そのような文面が見当たる場合、金利などが違法金利で適用されるようになり、返済についても応じないといけないケースがあります。また、債務の回収を他の回収業者に依頼する可能性もあり、場合によっては何度も督促される被害などを受ける可能性があります。

文面にちょっとだけ「金利に関する項目」があった場合、必ず目を通しておいたほうが良いでしょう。

2.連帯保証人の有無に関する文面が存在する。

「誰でも貸します」と言っている街金では、よくこの手段が用いられています。また、連帯保証人をつけると「大金でも安心して借りられる」ケースが目立ち、連帯保証人になった方に多大な迷惑をかけてしまうケースが多いです。

連帯保証人というのは、銀行や消費者金融と同じで、近年の街金ではよほどのことがない限りは必要としていません。なので、文面自体が存在する時点でおかしいと考えないといけないのです。

3.担保の指定の文面が存在する。

連帯保証人と同じで、現在の街金はクリーンな営業を目指しています。なので、担保などで高価な品物が目立つ場合には、最初からその品物が目的で契約を結ばせようとしているだけ・・・だったりします。

自動車などの担保は一般的ですが、場合によってはブランド品やジュエリーなどを要求してくるケースまであります。

カードローンの手口!商品売却でローンを許可する手口も存在する

街金とは名ばかりで、まったく街金とは別物の営業を行っている業者も存在するので、そのような業者についても使わないように工夫する必要があります。

例えば、「当社指定の品物をクレジットカードで購入し、その後、当社まで発送していただけると査定後に融資を行います」という謳い文句の業者は、高確率で街金だと偽っているだけの悪徳業者です。

というのも、商品価格の50%にも満たない金額しか融資をしてくれないからです。今までに、中古買取などを経験されている人であれば、どれほど低い金額で買い取られてしまったのかわかるでしょう。

このような方法で融資をしている業者は、単なる買取業者でしかありません。また、査定には10日前後の日数がかかる場合が多いので、対応が早いわけでもありませんし、場合によっては商品を発送した後に、連絡が取れなくなる業者まで存在しています。

街金のカードローンは、借用書無しでもお金を借りられる時代になっています。なので、借用書の有無を確認した上で利用するか検討しましょう。

ただ、カードローン審査では必要書類が1枚以上発生するので、必要書類を提出していない場合はカードローン審査を進めることができません。

街金は、他の金融機関と同じで個人信用情報を元にして審査を行っているので、必要書類が提出されていないと個人信用情報を正確にチェックできません。そのため、必要書類無しでカードローン審査がOKという業者は、信用しないほうが良い悪徳業者の可能性が高いです。

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