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街金で借入したい!年収は審査にどう影響する?

街金やサラ金、いわゆる消費者金融で借入を希望する人は多いですが、気になるのが審査です。消費者金融を利用するためには必ず審査を受けなければなりませんがどのようなことを審査するのでしょうか。

自分は審査に通るのか、みなさん不安を抱えています。審査に関する知識を身につけ、不安をぬぐい去りましょう。

年収が低くても審査には通るのか?年収がどのように審査に影響してくるのかお教えします。
(⇒融資審査で基本的に見られている点

街金から借入したい!年収は審査にどう影響するのか?

街金、サラ金という言葉、ひょっとしたら耳慣れないかもしれませんがこれらはいわゆる消費者金融のことを指します。現在では消費者金融という呼称も少なくなり、キャッシングとかカードローンとか呼ばれるようになりました。

しかし、かつては消費者金融は街金、サラ金と呼ばれていたのです。(参考ページはこちら→呼び方によって違う金融業者

まずは街金の歴史について紐解いてみましょう。街金が現在の消費者金融となり、審査基準や方法などが確立されました。保証人を必要としない現在では一定の基準に基づいて審査することが必要です。

不景気の影響もあって年収が少ない、年収に自信がない、という人も少なくありません。そんな人でも安心して借入できるように年収が審査にどのように影響するのか説明したいと思います。

街金、サラ金という言葉は聞いたことがありますがそれが現在の消費者金融だということは知りませんでした。キャッシングやカードローンという言い方の方が使い慣れていますよね。

消費者金融の審査で年収がどれくらい影響するのか興味があります。

あまり知られていない街金の歩みと歴史!

消費者金融はもともと大阪で発祥しました。

営業所が街の繁華街にあったため街金と呼ばれるようになりました。

また当時の利用者は大半がサラリーマンだったためサラ金とも呼ばれていました。当時サラリーマンは安定した収入があり、将来性があるということで花形の職業だったのです。

しかし、当時の金利は現在から想像すると信じられない高金利でした。金利が100%を超えることもあり、一度借りたら最後、サラ金地獄に陥る危険性がとても高かったのです。返済できずに夜逃げをしたり、自殺ををしたりする人が増え、社会問題となりました。

サラ金は暴力団がかかわることも多く、脅迫や暴力による取り立ても横行していました。事態を重く見た行政はサラ金に関する法律を制定し、金利も徐々に引き下げられていきました。(参考ページはこちら→現在の融資利息について

1980年以降はサラ金のダークなイメージを払しょくするために、呼称がサラ金ではなく消費者金融に変わっていきます。

1990年代になり、バブルが崩壊するとサラ金は以前のように利益を得るのが難しくなります。不景気の影響で利用者自体が減り、また返済が滞る利用者も多くなり、業界自体が縮小されました。

そして2010年には金利の上限は20.0%に定められ、経営に行き詰まった中小の消費者金融は姿を消すことになります。大手消費者金融はクリーンで健全なイメージを打ち出し、手軽に利用できるものになっていきました。
(参考ページはこちら→今の大手業者は評判も良い?

長引く不景気の影響でいい借り手がいなくなった大手銀行なども個人融資事業に力を入れ始めます。老舗の消費者金融と提携し、保証業務を委託している銀行も少なくありません。

もはや消費者金融と銀行のカードローンの線引きが難しいほどです。現在ではサラリーマン以外にも若者から高齢者までが手軽に利用できる存在です。

このような長い歴史を持つ消費者金融ですが、一昔前に比べると数は減ったものの中小を含めると実にたくさんの会社があって借入先に迷います。(参考ページ→金融業者選びに悩んだらこちら

借入先を決める際にはまず自分にとっての優先条件を考えましょう。

金利、審査の緩さ、サービスなど、何を優先したいかということです。また消費者金融に関する総合サイトをチェックすると実際に利用した人の体験談や口コミなどもありますので参考になります。

情報を収集して、自分に合った借入先をみつけることが早めの完済につながります。

街金の歴史って長いんですね。高金利や無理な取り立てが社会問題になりましたが、現在では法律が改正されてとても安全になったんですね。

借入先を決めるためには情報を集めたり、自分にとっての優先条件を考慮することが大事です。

年収より過去の借入歴!?審査では金融トラブルがないことが大事!

消費者金融に申込をするにあたって気になるのが審査です。消費者金融を利用する際には必ず審査があり、この審査に通らなければ借入はできません。審査を受ける前に審査基準などについて知っておく方がいいでしょう。

もちろん審査基準は借入先によって異なりますが基本的には以下のことを審査します。

  • 年収
  • 勤務先
  • 勤続年数
  • 過去の借入歴

年収について

消費者金融を利用する際に知っておいてほしいのが総量規制という法律です。

総量規制とは消費者金融のみに適応される法律で銀行のカードローンは対象外となっています。

この法律によると借入できるのは最大でも年収の1/3まで。つまり年収が300万円の場合は最大で100万円までしか借入できないということです。

消費者金融を利用するための最低条件は安定した収入があることです。

総量規制では年収がゼロですと借入額もゼロとなるため一切借入はできません。審査では年収は多いにこしたことはありませんが、パートやアルバイトで給料が少なくても毎月安定した収入があれば借入は可能です。

収入証明は多くの場合50万円以下の借入でしたら不要です。

勤務先について

勤務先に関しては詳しく申告しなければなりません。

また申告された勤務先に電話する在籍確認という作業が行われます。

これは虚偽の勤務先やすでに退職した勤務先を申告する人がいるからです。借入の最低条件は安定した収入があることなので勤務先を確認することで収入もある程度推測できるのです。

勤務先が大手企業や公務員ですと審査に通りやすいというのはあながちウソではありませんが、中小企業勤務でも問題ありません。ただし、自営業の場合ですと審査が厳しくなったり通常は提出しない収入証明を求められたりすることもあるようです。

ほとんどの消費者金融では50万円以下の借入の場合、収入証明の提出は不要です。

だからこそ在籍確認で勤務先を必ずチェックし、安定した収入を得ていることを確認しなければならないのです。

勤続年数について

勤続年数は長い方が勤勉な性格と見なされて有利になるようですが、最近ではステップアップのために転職する人も少なくないのでそこまで気にする必要はありません。担当者に転職の経緯などを説明すれば相談にのってくれる可能性はあります。

過去の借入歴について

過去の借入歴とは過去の返済の遅れや自己破産、債務整理などのことを指します。過去にこのような借金トラブルがあるとまた同じことをするのではないかと懸念され審査に不利になります。

また他社から多額の借入がある場合にも返済見込みが低いと判断されてしまいます。これらの個人の金融情報は信用情報に記録されていますので隠すことはできません。

信用情報は金融機関の間で開示されます。通常、借入審査では申告内容と信用情報を照らし合わせながらチェックします。信用情報に問題があるといわゆるブラックと呼ばれ、審査の緩い借入先を探す必要があります。

中には自分の信用情報についてよくわからないという人もいるでしょう。信用会社に問い合わせれば自分の情報を開示してもらうこともできますので申込前に確認することができます。

信用情報に記録された内容は完済後5年ほど残ると言われています。事故内容によっては今後ローンを組んだり、クレジットカードを作ったりするときにも影響しますので返済トラブルは起こさないように気をつけましょう。

審査では年収や勤務先、勤続年数や過去の借入歴をチェックするんですね。安定した収入があれば年収が低くても大丈夫そうです。

むしろ、過去に金融トラブルがないことの方が大事なようです。

年収が低くて不安!年収に関する悩みを解決しよう!

パートやアルバイトで収入が低くても借入できるということですが、もし年収に自信がなくても借入できるのでしょうか。案外このような不安を抱えている人は多いのですが、年収が低くても借入先はきっとあります。

消費者金融の場合、銀行系カードローンに比べると審査が通りやすいことが多いので安心してください。借入初心者なら大手消費者金融がおすすめです。

プロミス

  • 実質年率4.5%~17.8%
  • 限度額500万円まで
  • 即日融資あり
  • 30日間無利息ローン
  • 残高スライド元利定額返済方式
  • 主婦、学生、パート、アルバイトでも安定した収入があれば借入可能

プロミスはの魅力はなんといっても30日間無利息ローンがあることです。

利用するためには条件がありますが、たとえば30日間10万円を借入した場合、利息は約1400円になりますのでそれが無料になるのは大変お得です。

プロミスは利用者も多く、サービスも充実していて初心者でも利用しやすいです。

大手よりもさらに審査が通りやすいのは中堅の消費者金融です。知名度は高くないけれど、きめ細やかなサービスが人気のキャッシングエニーをご紹介しましょう。

キャッシングエニー

エニーは平成21年創業の台東区にある中堅の消費者金融です。全国対応の振込ローンで即日融資が可能です。

100万円まで借入可能の<1day ダイレクト>と300万円まで借入可能な<フリーローンビック>があります。

  • 実質年率12.6%~20.0%
  • 限度額300万円まで
  • 即日融資あり
  • 元利均等返済方式
  • 借入条件は満20歳以上で定期収入のある方

大手がダメでもキャッシングのエニーをはじめとする中堅の会社もおすすめです。

収入が低いので返済に行き詰まったりしないか?

借入初心者の方は返済について心配している方もいます。毎月の返済額や返済方法について申込前に確認することは大切です。

返済方法はネットバンキング、ATM、振込、窓口など自分にとって都合のいい方法を選ぶことができます。

また返済方式は借入先によって異なりますが、残高スライドリボルビング方式が一般的で、利用限度額によって借入残高に応じた毎月の返済額というものが決められています。

事前にきちんと返済計画を立てることでトラブルを避けることができます。繰り返し借入をしたり、返済に追われて別の会社から次々と借入をしていると多重債務に陥ってしまうこともありますので注意が必要です。

転職して収入が下がったけど利用停止になったりしないか?

最近は転職によってステップアップする人も少なくありません。転職して多少収入が下がっても、それまで返済実績があればいきなり利用停止になったりしません。ただし、大幅に収入が減った場合には限度額が低くなることも考えられます。

また、転職して勤務先が変わった場合には登録内容を変更する必要があるので借入先に連絡してください。登録内容が変わったのに変更を届け出ないと信用を失うことになってしまい増額などに影響する場合もあります。

借入を希望する人の中には年収が低いので不安を感じている人もいるようです。消費者金融なら銀行カードローンよりも審査は通りやすいですし、中堅の会社ならさらにハードルが低めです。

きちんと事前に返済計画を立てることや転職をした時には登録情報を変更することなども忘れてはいけませんね。

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