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総量規制対象外ってどういう意味?知っておきたい「街金」の特徴

キャッシングを利用できる業者の種類は、大きく銀行と消費者金融に分けることができます。さらに消費者金融の中でも、有名な大手消費者金融と「街金」とも呼ばれる中堅消費者金融に分けられています。
(⇒銀行の融資についてはこちら

ここでは中堅消費者金融である街金について詳しくご紹介していくことにしましょう。街金によるキャッシングサービスの特徴はもちろん、みなさんご自身がキャッシング審査を受けるための心得などについてもお話ししていきます。

また、キャッシングには「総量規制」というルールがあります。街金の場合は総量規制の対象になっているのか、それとも総量規制対象外となっているのか、そちらも併せてお話ししていきましょう。

ここに注目!街金でキャッシングをするための心得

まずはみなさんがキャッシングを利用するための心得についてお話ししていきたいと思います。

街金にしても大手消費者金融にしても、銀行カードローンにしても、金融サービスを利用してお金を借りることに変わりはありません。まずはお金を借りる前の注意点から見ていきましょう。

必ず行われるキャッシング審査

一般的な安全なキャッシング業者では、必ず「審査」を受けることになります。この審査は「キャッシングを利用しても良い状況か?」ということを確かめるために行われるものです。

  • キャッシングを利用できる年齢か?
  • 返済能力がある利用者か?
  • 他社とトラブルを起こしたことはないか?

キャッシングでは年齢制限があらかじめ決められていますが、年齢制限については街金でも大手業者でも満20歳以上という場合がほとんどです。

未成年はキャッシングの利用対象ではないのでご注意ください。ただし、学生キャッシングなど場合によっては対象となる可能性もあります。各業者のサービス内容をよくチェックしてみましょう。

「返済能力」に影響する年収

また、キャッシングを利用する際にはみなさんの「年収が」審査されることになります。キャッシングにおける年収の影響は「返済能力」の有無に繋がります。

「返済能力」って?

  • 安定した収入があると判断できること
  • 返済能力がないと判断されると審査に落ちることも
  • 街金を利用する際にも返済能力は重要に

街金の場合、大手消費者金融に比べると審査に通りやすいなどという話もありますが、街金でも返済能力の有無は重視されます。

返済能力がないと判断されれば、街金の審査に落ちてしまいますし、キャッシングの利用も認められません。安定した収入があることが前提となりますので、ご自身の年収の状況をよく見直しておきましょう。

キャッシングを利用する前の心得として、審査条件があることをよく覚えておきましょう。

特に年収に関するポイントはよくチェックしておきたいところですね。

街金でも大手消費者金融でも銀行でも、安定した収入がない方は利用対象にはなっていません。

まずはご自身に安定した収入があるか?そして今後も継続して収入を得られる状況にあるか?ということから考えてみてくださいね。

安全に利用できる?中には危険な業者も…街金の特徴

続いては、街金の特徴について見ていくことにしましょう。街金はいわゆる中堅消費者金融で、大手の消費者金融とは少々サービス内容が異なるケースが多く見られています。

中には「街金を利用して借り入れをしたい!」という方もいるかと思いますが、まずは街金業者の特徴をしっかりと把握しておくことをおすすめします。安全な街金を選ぶようにしましょう。

少額融資希望者におすすめ

街金の主な特徴としては、次のようなポイントが挙げられます。

  • 大手消費者金融に比べると高金利の傾向
  • 少額融資に向いているサービスが多い
  • ATMなどが利用できない場合もある
  • 安全な業者と危険な業者の見極めが必要に

街金のキャッシング金利は、大手消費者金融の金利と比較した時に、少々高めの傾向が見られます。

どちらも一般的には「変動金利」であることは同じですが、下限金利と上限金利の差がそれほどないというサービスもあるんですね。キャッシングをする前に、しっかりと金利を確認しておきましょう。
(⇒今の融資利息について説明

また、街金は少額融資に向いているサービスでもあります。数万円〜数十万円を借りたいというような場合に適しているので、少額融資を希望している方にもおすすめですよ。

ただし、大手消費者金融のように提携先のATMが無いというケースもあります。街金においては、ATMでの借り入れではなく、口座振込みによるキャッシングや店頭での融資が主な借り入れ方法となっています。

街金業者の安全性を見極める!

そして、これから初めて街金を利用されるみなさんに注意しておいてほしいのが、安全な業者と危険な業者の見極め方です。街金と一口に言っても、様々な業者があることが現状です。

  • 安全に利用することができる街金
  • 基本的には安全だが金利などが高めの街金
  • 貸金業者の登録をしていない悪質な街金

中堅消費者金融の中でも特に安全に利用することができる街金を選ぶことで、安心してお金を借りることができます。サービス内容や口コミ評価など、様々なポイントを重視して選ぶと良いでしょう。

けれども、安全な街金であっても高金利で融資を受けることになるなど、トラブルの危険性が考えられるケースもあります。

利息を支払わなければならないのはどの消費者金融も同じですが、高金利の街金でお金を借りる場合は、より利息に注意を払っておくようにしましょう。自らトラブルを抑制してくださいね。

危険な街金には近づかないで!

では、危険な街金にはどのような特徴があるのでしょうか?次のような特徴を持つ街金は利用しないよう注意することはもちろん、少しでも関わることも絶対にやめておきましょう。

  • 審査が甘い・緩いということを売りにしている
  • ブラックでも借りられるなど広告している
  • 利用者の口コミなどで良くない評判が立っている

安全に借りられる金融業者の中に、ブラックでも借りられるような業者はありません。これは街金においても同じことです。
(⇒ブラックOKな金融業者を探すコツ

ブラックでも借りられるといった広告の他、無職でも簡単に審査に通るなど、審査が甘い・緩いということを売りにしている業者にも十分気をつけてください。

その他、利用者の口コミなどで何かと良くない評判があるような街金は、近づかない方がみなさんのためです。街金を利用するなら「安全に利用できること」を重視しておきましょう。
「街金」と言っても、非常に様々な業者があります。まずは安全性を見極めましょう。

街金は全体的に高金利の傾向が強いものの、安全な業者であれば問題なくお金を借りることができます。

ただし、違法な金利で融資を行っている悪質な街金業者もありますので、キャッシング先は賢く選ぶようにしましょうね。

「ブラックでも借りられる!」というような甘い広告には惑わされないようご注意ください。

総量規制対象外にはならない?街金で借りられる上限金額

それでは最後に、街金と「総量規制」の関係について見ていくことにしましょう。総量規制というのは、キャッシングにおけるルールのひとつです。

けれども、総量規制の対象になっているキャッシングもあれば、総量規制対象外になっているキャッシングもあるんですよ。街金では総量規制がどのように影響しているのでしょうか?

年収の三分の一以上は融資不可!

まずは「総量規制」というものがどのようなルールになっているのか、ポイントを押さえておきましょう。

  • 年収の三分の一以上の融資が受けられないという規制
  • 基本的に消費者金融は総量規制の対象に
  • ただし例外として総量規制対象外のサービスもある

総量規制の対象となっているキャッシングで借りられるのは、みなさんの年収の三分の一までの金額です。

大手でも中堅でも消費者金融におけるキャッシングは総量規制の対象となっています。キャッシングの申し込みをする前に、まずはご自身の年収をチェックして、三分の一の金額を算出してみてください。その金額が基本的な上限です。

実際の限度額は審査によって決まるものですが、総量規制の対象になっている以上、年収の三分の一以上の金額は借りられません。ご自身の年収から見た金額の上限をひとつの目安としておきましょう。

銀行のサービスは総量規制対象外に

では、街金は総量規制の対象なになっているのでしょうか?それとも総量規制対象外なのでしょうか?実は総量規制対象外のサービスは、次のような例のみとなっています。

  • 銀行のカードローン
  • 銀行で利用できる様々なローンサービス

銀行ではカードローンはもちろん、様々なローンサービスも総量規制対象外となっています。そのため高額のローンを利用することもできるというわけです。

しかし、街金を含めた消費者金融業者はすべて総量規制の対象となっています。クレジットカードのキャッシング枠なども同様に総量規制の対象です。年収の三分の一以上の融資は受けられません。

街金の中に総量規制対象外の業者はありませんので、「年収の三分の一以上を借りたい!」という場合は、銀行のサービスを選ぶことをおすすめします。ただし、銀行は街金以上に審査が厳しくなっているということはあらかじめ理解しておきましょう。

総量規制の対象になるサービスと総量規制対象外になるサービスがある、ということをご理解いただけましたか?

大手業者でも中堅業者でも、基本的に消費者金融のキャッシングは総量規制の対象となっているサービスなんですね。

街金は総量規制対象外ではないので、みなさんが借り入れできるのは年収の三分の一までとなっています。

総量規制対象外のサービスでお金を借りたいのであれば、銀行のカードローンなどを活用しましょう。

街金を利用するなら無理なく計画的な借り入れを

以上で見てきたように、街金は安全に利用できる業者もあれば、危険な業者もあります。まずはみなさんが安心してお金を借りることができる街金を選び、計画的な借り入れを心がけていきましょう。

ここでお話ししたように、街金は比較的金利の高いキャッシングです。その分、利息も高く付くことになりますので、無理のない借り入れをするようにしましょう。キャッシング前の返済計画は必須ですよ!

【参考ページ】
手っ取り早く安全な金融業者を探すならこちらをチェック!

いかがだったでしょうか?

街金を利用する前に、こちらでご紹介したキャッシングをするための心得や街金の特徴などをしっかりチェックしておいてくださいね。

そしてキャッシングには欠かせない「総量規制」というルールについても理解が必要となります。

街金は総量規制対象外ではありませんので、利用者それぞれの年収によって借りられる金額の上限が決まる、ということを意識しておきましょう。

もちろん年収の範囲内であっても無理な借り入れは現金です。計画的な借り入れをしてくださいね。

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